はじめまして。最初なので、「ガン」と告知されて、自分なりにココロを整理し思ったことを、少し長めに語らせていただきます。
「ガン」であることを告知されて、みなさんもいろいろなことを思い、お考えになられたと思います。私の場合、昔読んだある本の中に、書いてあったものを思いだしました。この本に書いてあったことは、私の今までの人生で何か問題が起きた時、それを解決する際、とっても有効だった方法論として、ずっと活用しています。
私たちには「12の宮」があり、その宮には必ず一つ黒丸がある、というものです。 家族、家系的な6つの宮に対して、自分にかかわる6つの宮があるといいします。家族、家系にかかわる宮というのは、1番目は家系運というものです。2番目は親運です。3番目は子供運。4番目は兄弟運。5番目は親戚運。6番目は配偶者運です。夫や妻を含む結婚運というものでしょうか。もちろん、これは夫に恵まれるとか妻に恵まれるという、配偶者運をも含みます。結婚ができるかどうか、というようなことも、一つの結婚運といえるかもしれません。
7番目から12番目は自分の運です。7番目に金銭運、8番目に財産運です。7番目の金銭運というのは、出入りしてくるお金の運ですが、8番目の財産運というのは、それが自分にとって将来を安定させるような財産になるのかどうかという点で、金銭運とは微妙に異なるものです。9番目に仕事運というのがあります。10番目に健康運。自分の体の問題です。11番目に友人運があり、12番目に異性運というのがある。
この「12の宮」に必ず一つ黒丸がある。つまり瑕疵(かし=キズ)があるという考え方です。そして、その黒丸は「12の宮」のどこかにあって、どこかが良くなると必ずその黒丸がどこかに移動して、この「12の宮」をぐるぐる回っているという考え方でした。
実際にそういう構造になっているかどうかは別として、この考え方によって、今までの人生で、いくつかの問題や悩み・苦しみが解決したことを覚えています。
つまり、「12の宮」をぐるぐる回っていることで、必ず人間はどこかで悩み苦しんでいる、という考え方です。
例えば、金銭運や財産運や仕事は順調にいっているが、健康が思わしくないとか、友人や家族の関係はとても良いけれど、そういうときには金銭運が恵まれていないとか仕事がうまくいかないとか、どこかに必ず瑕疵があるという考え方です。
逆に言うと、そこの一つの黒丸によって、ほかの11の宮が守られているという考え方ができたのです。それによって、私はいくつかの問題について楽になることができました。
そこに一つ不運があるからほかの11の宮のことが不運でないのだ、と思うことができたわけですが、実際にはどの一つをとっても、不運・不幸というものは存在しません。ですから、それは単に便宜的にそう考えると楽になったり問題が解決しますよ、という方法論です。
ただ、この考え方によって、どこかに黒丸があるお陰で、ほかの11の宮(運)が守られていると思うことができました。その結果、その黒丸一つに心の底から手を合わせることができました。
大変面白いことに、その黒丸一つに対して、「黒丸一つあってくださってありがとう。そのお陰で、あとの11の宮が守られています。ありがとうございます」と手を合わせた瞬間に、その黒丸が消滅してしまうことに気が付きました。
今、私の場合、「ガン」になりました。「12の宮」のうち、重いものを持っているとすれば、私の場合はこの「ガン」という自分の体の問題かもしれません。しかし、「ガン」になったお陰で、配偶者運も友人運も仕事も、ありとあらゆる運が恵まれているということを考えたとき、この自分の身体の細胞の一部である「ガン」対して本当に心の底から手を合わせることができました。
「あなたのお陰で、ほかの11の宮が全部守られている」。この自分の身体の細胞の一部である「ガン」が一手に引き受けてくれたお陰で、ほかの11の宮が穏やかで和やかなもので推移しているということがわかった瞬間に、私は本当にこの「ガン」に心の底から手を合わせることができました。そうしたら、その「ガン」の問題が実は問題ではなく、黒丸どころか白丸、それも二重丸、三重丸、花丸になってしまうことに気が付きました。
実はこの黒丸の考え方、「12の宮」の考え方は、その黒丸一つに対して本当に心の底から感謝ができ、手を合わせることができた瞬間に、全部解決してしまう。「12の宮」に黒丸が何一つなくなってしまう、というメカニズムなのです。
世の中に「12の宮」の運が「幸・不幸」というかたちで存在しているわけではありませんが、わたしは、この考え方によって、今まで多くの問題解決をしてきました。
この方法論で、黒丸(がん)を消滅させることができることを確信し実践していきます。今、本当に「ガン」になって良かった、幸せだと思っています。このコラムを通じて、黒丸(がん)が消滅していく過程をお伝えしていきます。
こういう考え方によって楽になれる人がいるならば、このカテゴリータイトルのように、”一緒に楽しく治そうよ!” そして、ぜひ、この方法をお勧めしたいと思います。
まずは、はじめましてのご挨拶と「ガン」と告知されたときの思いを語らせて頂きました。今後ともみなさんの「ガン」治療における心構えやお考えなどを、ドシドシ教えていただけることをお願いし、最初のご挨拶とさせていだきます!