一緒に楽しく治そう!悪性リンパ腫(ガン)
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HOME一緒に話そう!>最愛の人がガンになった時
 
 
 
 
     
 
ワタシの最愛の人がガンになった
最愛の人=最も深く愛している人のこと。
貴方の最愛の人は誰ですか?

最愛の恋人
最愛のご主人
最愛の奥さま
最愛の子ども
最愛の家族
最愛の友人
最愛の生徒
最愛の師・・・

私の場合は「最愛のパパ(主人)」がガンになりました。
インフルエンザは「診断」で
ガンは「告知」という表現を使われる
同じ人間の医師が人の余命を「宣告」する
・・・お願いですから、
ガンを不治の病のように表現しないでください。。。

今、このページを見られている方々の多くは
きっと私と同じような経験をされておられる方ではないでしょうか。

振り返ってみて最愛のパパがガンだとわかった時
私の精神状態のプロセスは
混乱・否定・逃避を繰り返しながら、「ガンなんだ」という事実を受容。
その後は自問自答を繰り返し「もしも・・・」の世界へ・・・
もしも・・・の最終地点にあるのは、最愛の人の死
「どうしてもっと早く病院へ無理やりでも連れて行かなかったのだろう」と
自分を責め、悲しみ、恐怖と不安、自分も一緒に死のう
間もなく生まれてくるお腹にいる赤ちゃんのこと
頭の思考回路がショートしているという感覚。こんなの初めて。
聞こえてくるんですよ、頭の中がプチップチッという音が・・・

世界中の不幸を一身に背負ったヒロインになってしまっていました。
・・・ガンになったのは私じゃないのに
 
     
 
ワタシの最愛の人がガンになった
「だから一緒に楽しく治そうよ!」と、パパが私に言いました。
パパの死生観は、ひとりごと-その12,13-「アホな私の人生観 & part2」に
書いてあるとおり:−
”誰でも生まれた瞬間に、もう死ぬときが決まっている。
要するに寿命。死んで生まれ変わるだけ”・・・と
”そして人生とは、魂のお勉強道。
人間は幸せになるために生れてきたので、
困難や問題は神からの課題であり、それを乗り越えるごとに魂が向上する。
それには人生が楽しくなるように、物事の考え方を変えていけばいい。”

「人生において起きること、起こったこと、悪いことなんかひとつもない。
すべて良い意味があって起こる!」
「イイ事しか起きないんだよ」と。
・・・じゃあ、ガンになったのは良いこと???

悲劇のヒロインになってた私が恥ずかしく&情けなくなりました。
・・・ガンになったのは私じゃないのに。と
この世の何者にも何事にも替えられない最愛の人、パパ!
もしも少し先に「死」があるとして、いや仮説ではなく死は誰もが迎えること。
結果として、ガンや死がパパや私にとって「良い事」であるなら
それまでワタシが1番やりたいことは何か?
すぐに答えは見つかりました。

「よし!私がパパのガンを治すゾ!」
やりたいことが決まったあとは、
悲劇のヒロインはもう私の中にはいなくなりました。
猛烈お勉強開始です!

ひとたび思考回路が地獄道から天国道へ入ったとたん
ふだんからパパが言ってたことをたくさん想いだしました。

それでもパパと毎日TV電話で話して顔をみるたび
泣いていた私です。でもその涙は、悲しみの涙なんかじゃなく
毎日こうしてパパの笑顔を見れることへの嬉しさ・感謝・感激の涙。
1日1日の大切さ、これだけ愛しい人に出会わせてくれた
神様への感謝、こうした気持ちを学ばせていただけたことへの感謝。
感謝と感動の涙でした。

パパがガンになることがなければ、夫婦の死生観についてこれだけ
じっくり話す機会は得られなかったと思います。
人は誰もが生まれてきた瞬間、
「死の運命」が定まっているということに改めて気づかせてもらえました。
そうすると「死」は恐怖ではなくなり、成長を続けるのが人間であり
むしろ魂(人間)の成長最終段階なんだ・・・と理解できるようになりました。
(「無為な人生を送ってしまう原因のひとつは死の否認である。
明日があると思ってやるべきことを先延ばしにする人間は成長しない。
死、それは人生最大の学びを成しえる成長の最終段階。」
エリザベス・キューブラー・ロス スイス生まれの精神科医。死ぬ瞬間の著者)

まずは病気の知識、ガンについて、原因、治療法、日本の世界の比較
悪性リンパ腫だろうといわれていましたが、急性骨髄性白血病の疑いもあった。
その臨床は日本では少ないとのことだったので
「治す!」ためにはどこの国がいいのかなど・・・
どんなことにでも即!対応できるよう、お勉強を始めました。
 
     
 
ワタシの最愛の人がガンになった
ガンといいましても、いろいろな種類があり、進行状態、身体状況、
それぞれ違うかと思います。しかし、ガンになったのは最愛の人。
最愛の人がガンになったとき、貴方が最愛の人の主治医となる方法があります。
そして「治すゾ!」と今、決める。

そういう貴方の姿を見る貴方の最愛の人はどう感じてくれるでしょうか?

そして治すゾ!と決めたら、もう泣いてなんかいられません。
「治った例」を出来る限り多く集めてください。
完治した人、克服した人、そういう方々を探してください。
もしもいないとき、パパがいます。
パパの周りにはガンを克服された方々がいます。
パパは日本中どの病院でも治せない・・・といわれた
脊髄損傷の麻痺状態も治しています。(パパは障害者1級です)
ガンであっても、どんな障害であっても
最愛の人だからこそ、「治そう!治すゾ!」という念を持って!
でも「必死」にならないで・・・なぜなら「必ず死ぬ」と書くから。。。
「頑張りすぎないで!」・・・なぜなら「頑固に張る」と書くから。。。
柔軟性がなくなり、本当に最愛の人にベストな治療法を
みつけられなくなるから・・・
ガンは「がんばり屋さん」がなる病気だから。。。
 
     
 
ワタシの最愛の人がガンになった
人間の「老い」と「死」は、病気の有無を問わず誰もが迎えるものであり、
医療技術の進歩とは関係がないのです。
しかし近年、先端医療技術が発達し、新薬の開発や治療技術が進歩しました。
それにより、かつては不治の病とされていた病気でさえ治療が可能となり、
多くの人がその恩恵を受けています。
その一方で、国民全体の生活習慣や食生活の変化に伴って増えている
生活習慣病(成人病)、特に高齢者におけるガンを原因とする死亡率は高い。
ガンは一般的に死の病と受け取られているが、
医療技術の進歩は、手術、放射線治療、抗ガン剤といった
三大医療はもちろんのこと、第4の治療、第5の治療とよばれる
免疫強化を中心とした治療方法ができ、治癒が可能となったガンも多くあるんです。
だから今日かぎりで、「ガン=死」というイメージは捨ててください。
 
     
 
ワタシの最愛の人がガンになった
最愛の人が良い治療を受けるために病気を知ることが大切です。
納得できるまで説明を受けることが大切です。
インフォームド・コンセント
英語ではinformed consentと書き「告知に基づく同意」という意味になります。
ヤフーの辞書で調べてみると:−
「手術などに際して、医師が病状や治療方針を分かりやすく説明し、
患者の同意を得ること。」という説明がありました。

医療関係者によるインフォームド・コンセントが行われる際、
患者が苦悩し、家族が打撃を受けるという心理的視点からとらえた上で、
実施されなければならない諸条件として
@患者の医師への質問の自由、
A患者が同意した医療を実施したときの医療上の責任、
B患者の同意拒否権、
C患者の同意撤回権、
D医師を選ぶ患者の権利、
E患者の診療拒否権、
F患者の医療の選択権の制限、
以上を事前に患者に話して納得してもらってから、
インフォームドコンセントの説明に入るのがよいとされています。
 
     
 
ワタシの最愛の人がガンになった
情報・知識として知っておきたいこと
末期ガン患者の精神的特徴と言われているもの
わが国の厚生省による「がん末期ケアのマニュアル抄録」には、
次の11段階を末期患者の精神的特徴として挙げている。
@病名がはっきりしない疑い、
A病気の先行きに対する不安、
B身体的苦痛、及び死への恐れ、
Cあいまいな説明、すぐに、処置をしてもらえない事への不満、
ドクターやナース、家族と十分にコミュニケーションがとれないことへのいらだち、
Dいらだちが高じた怒り、
E自分が弱ってくる事への反応として現れるうつ状態、
Fいわゆる子供がえりで何事にも依存的になる退行、
G集中力が低下し、記憶がおち、自分のいる場所がわからなくなったり、
現実にはいないものが見えたり、つじつまの合わないことを話したりする混乱、
H症状がすすみ、自分でも死が近いことを感じると、多くの患者さんは、
「あきらめ」の境地に入る、
I死への受容、
J希望。
このように、わが国における末期患者の特徴は、どんなにあきらめたようにみえても、
最後まで「希望」を持っているとされる点である。
 
     
 
ワタシの最愛の人がガンになった

エリザベス・キューブラー・ロス医師による防衛のメカニズム

@第1段階 否認
何かの間違いだ!誤診のはず。私ではない・・・と現実を否定する。

A第2段階 怒り
自分はガンなんだという理解が始まると同時に、怒り・妬み・憤慨と
いった感情に変わる。どうして私がガンに!怒りはあらゆる方向に
向けられる。医師へ家族へ友人へ・・・など。自分以外の人、神へと
怒りが向かう。

B第3段階 取引
もしも病気を治してくれたら他には何も要りません・・・
神さまや仏さまに対して、自分がどうしたら延命できるか取引し始める

C第4段階 抑うつ
病気が少しでも進行したり、体力が落ちると
取引は無駄と考えうつ状態におちいる。

D第5段階 受容
死を自分のことと受け止め、死生観が確立する。穏やかになり、いかに
自分が幸福な人生であったかを知る。
 
     
 
ワタシの最愛の人がガンになった
キューブラー・ロス医師が言いたかったことは
「死」を通じて、いかに生きるか・・・
パパが言うように、私たちに起こったことは例えば「ガンになる」といことも
やはりすべては良いことであり、人としての魂の成長のための
出来事だったのだと。。。
私はパパがガンになったおかげで、自分で言うのもなんですが
とても心が豊かになったように思えます。
人はやっぱり1人では生きておらず、また生きられず
たくさんの方々から助けられて、教えられて、多くのご縁で生かされていること。
私はとてもシアワセです!心から大声で言えるこの言葉こそ
最愛の人がガンを通じて教えてくれたこと:−
生きる意味。それは生まれてきた時に死という運命があるからこそ
「楽しく幸せに生きる」という人としての権利ではなく、義務。
生きる意味とは、シアワセになること。
生きる意味とは、生をもらったから生きなければならないということ。
だからしっかり生きて、しっかり死ぬこと。
ただひたすらに、笑顔で楽しく幸せになること。
今、パパとワタシは、
来世の出会いから結婚、老後の計画をしています(笑)

最愛の人がガンになるということ
少し時間はかかったけれど
もっともっと幸福になるための出来事。と思えるようになりました。
神様が与えてくれた次のステージへの課題試験。
主治医の先生、治療に携わってくださった先生方、医療機器メーカーの方、
ネット上に公開してくださっているさまざまな有益な情報、
おかげさまで今では「パパの主治医はワタシです!」と言えます。
これだけ「感謝」を感じたことは、かつてなかったような気がします。
最愛の人がガンになったおかげで
ワタシは少しばかり成長できました。
今の私の心境です。

パパ、本当にカッコイイ!心から愛してます(ウフ
 
     
 
 
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