わたしは「ガン」と知り、最初のうちは、「何とか治そう!」とか、
「神様、どうにか治してください!」と願っていました。
振り返ってみると、そう願っている間は、結構、苦悩な日々をすごしていたと思います。そしてある時期に、このように「ガン」になったことで、もっと周りの人に喜ばれ
元気付けられる自分になろうという考えに変わりました。
例えば、「ガンでも、とびきり幸せになろう」「ガンでもしっかり働こう」
そうすることで、ガンの人だけでなく、健康な人にも元気や勇気を与えられるのではないだろうか!
このように、もっと「喜ばれる存在」になるという決心がついたとき、
す〜っと、ココロが楽になり、もっと楽しく治療できるようになりました。
上記のように考えが変われたのは、あることを思い出したからです。
人生の重要なポイント、幸せや成功へのキーを含んだお話しなので、
ここで紹介致します。
以前、仕事で佐賀県の高島という小さな島にいきました。
その島に宝当神社という神社があります。宝くじが当たる神社として有名です。
「宝当袋」というものを、島のおばあちゃんたちが、手作りをして売っています。
その袋の中に買った宝くじを入れて、宝当神社にお参りをするとご利益があるそうです。 ところが2002年、この宝当袋を縫っていたおばあちゃん2人に、
なんと、1億円の宝くじが当たりました。不思議ですが本当なのです。
わずか人口470人の島で、2人も1億円が当たったのです。
ポイントは「この袋に宝くじを入れてお祈りをした人に、宝くじが当たりますように。
この島を訪れた人が、幸せになってくれますように。」と、
心を込めて袋を縫っていたおばあちゃんに、1億円が当たったということです。
自分のエゴを満たすだけの人には宝くじは当たらない。
他人の幸せを願う気持ちを持っている人にだけ、お金が運ばれてくるようになっているらしいのです。
本当に自分の生き方の問題として、「喜ばれる存在」になるという決心ができた人には、神様はごほうび(例えば、必要なだけのお金)がくるようになっているらしい。
実際、高島のおばあちゃんたちは、自分に幸運が舞い込みますように、と思って縫っていたわけではないのです。
要するに、「人の幸せを願っていたら、自分がまず先に幸せになってしまった。」
ということです。神様は、天は不思議な現象を起こします。
我を滅して、期待せずに何か善い事をすると、
別な面でお返しをして下さるようなのです。
我が少なくなればなるほど、また、人からしてもらうより、
人にしてあげることが多くなればなるほど、成功や幸せも近づいてくるようですね。