ガンになったら、まず、治った人の話を聞きましょう。
お医者さんでも、ガンについての情報誌でもなく、
ガンが治った人の話を聞くのが良いです。
幸い、私の場合、祖父や叔父、仕事仲間とガンを治した人が
近くいましたので、いろいろお話をきくことができました。
何よりもまず、希望が湧いてきます。
ガンそのものと向き合う以上に、その暗い恐怖のイメージと、
「壮絶な対決をして負けちゃうかもしれない」と悲観的になりがちです。
苦しく、壮絶な戦い。挙げ句の果ての『ガン・イコール・死』。
心ないマスコミがデッチあげた無責任なイメージと、それを鵜呑みにした
世間の誤った常識という凶器が、ガンそのものよりはるかに、
あなたを苦しめているかもしれない。
だから、イメージを変える意味で治った人の話を聞きましょう。
言い方はおかしいかも知れませんが、ある意味で、彼らは成功者です。
だからガンとの接し方を知っています。
まず、それを知ることが大切です。
またそれ以上に、成功体験に裏打ちされた自信に、とっても安心できます。
ガンもそれほど、恐くはないんだなと。
そしてこの、「明るい気分」や「恐くはないんだ」というイメージが、
ガンと接していく上で、もっとも重要なものなのです。
ニューヨークにある世界最高レベルのがん治療施設、
スローン・ケタリング記念がんセンターで、
1991年に「精神神経免疫学の腫瘍学への応用」という論文が
『キャンサー(がん)』という世界的権威のある医学雑誌に掲載され、
次のように書かれていました。
@がん患者の経過は、心理社会的因子によって影響を受けている。
A免疫系の活動は、がん患者に影響を与える。
BNK細胞(ナチュラル・キラー細胞)の活性は、がん防御において
重要な役割を演じ、それは心理社会的因子によって修飾されている。
つまり世界一のがんセンターで、がんと免疫と心の関係を認め、
がん治療に応用すべきと提言しているのです。
つまり、希望、闘志、安心、憧れ、愛情などの、プラスの精神状態は
免疫機能を著しく向上させ、
ガンをはじめさまざまな病気を治りやすくします。
ガンになったら、まず、治った人たちの体験を聞くこと。
素晴らしい効果をもたらしてくれることでしょう。