一緒に楽しく治そう!悪性リンパ腫(ガン)
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一緒に楽しく治そう!
+パパと「悪性リンパ腫」物語+

by linda whom papa loves 
パート2:再発。2人で決めた「免疫療法を中心に治す」という意味
14章:大量抗がん剤+自家抹消血幹細胞移植という治療選択肢

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10月27日2時ごろ、病院へついた。PETの診察結果を見ながら説明を受ける。いつもは電話でも、詳しく説明してくれる先生だが今日は、最低限のことしか話てないという印象を受けた。要するに、6ヶ月前のPETでも、腰の脊椎にうっすらカゲがあったが、それは、前回あった大きな腫瘍で圧迫骨折を起こし、その時つぶれた骨が再構成する際にできるものという解釈であった。しかし今回のカゲとその大きさから、ほぼリンパと特定して間違いないとのこと。ただし、骨をとって、科学的な結果をだしたわけではないことを前提にしながらも、先生は、専門家の意見として、再発は間違いないと判断できるといってた。

再発の治療は、まずは骨をとり、検査し、前回と同じタイプのものか、そうでないか。違うのであればタイプを特定した上で、抗がん剤やリツキサンのタイプを選び治療に入るという説明を受けた。形成外科の先生が来てくれた。その時の先生同士の話の内容は、良くわからなかったけど、MRIとPETの検査結果に
コンセンサスがないような話をしていたという印象を受けた。おそらくワタシが推測するには、血液内科の見解と、形成外科の見解が違ったのだろう。形成外科の先生は、再発ではなく、骨がなくなってしまっているところに、ガンのカスだけが残っているのがカゲとして写っている可能性を否定できないと言ってたのだろうと思う。(わからないけど)それが1番良い結果なのだけど、要するに、再発したのか?また違うタイプのガンが発生したのか?それも今はわからない。

いづれにしても、主治医の先生の見解通りで治療を進めるとすれば、大量抗がん剤治療と幹細胞移植というコースになる。おそらく、4ヶ月〜の入院になるだろう。パパはあまり深く考えてなかったけど、超大量抗がん剤治療とは、その表現通り発がん性物質である抗がん剤を、致死量(ぐらい)投与する治療。だから、骨髄も壊滅状態になるため既にとって保存してある、自分の幹細胞を移植する。パパは「移植?そんなおおげさなモンじゃないよぉー。ただ注射みたいなのでとってたオレの細胞を戻すだけだよ」というので、「そのことを幹細胞移植っていうの!」と説明した。「へぇ〜〜」。へぇーって・・・(笑)

とにかく!この大量抗がん剤治療+幹細胞移植という選択肢を選ぶとしても、もっと知らないといけないことがたくさんでてきた。単純な疑問として、前回の治療で、ガン細胞の取りこぼしがあり、PETでさえ、みつけれないぐらい小さなガンが残ってた、という説明があったが、この理屈からだと、自分の幹細胞も、いくらろ過したといえど、そこに、ガン細胞が残っている可能性は否定できないんじゃないか?とすると、再発治療どころが、ガンをまたカラダに戻すことにならないのか?

このとき、新潟大学教授の安保先生の御本の中にあった言葉を思い出した。「抗がん剤は”発ガン剤”」。

すぐに入院して検査という話の雰囲気の中で、パパは主治医の先生のすべてお任せという感じだったけど、とにかく一旦ブレイク。「抗がん剤は発ガン剤」。一度抗がん剤を使った治療をしてしまったら、結局のところ、永遠に、違うタイプのガンが発症するのではないのだろうか? 本当に、こんな治療を何度もやってもいいのだろうか?いろいろ調べていると、再発した場合、その進行度は早くなるとか。。。であれば、急がなければならない。

かなり危険な治療であることは間違いないのだし、そのことも先生に率直に聞いた。命の保障について。先生には「半分」と、はっきり言われた。「何が半分なんだろう?」・・・本当は、何が半分なのかは、わかっていた。

次の日、1日たって改めて、いろんな疑問が生じている。それを文面にして、主治医の先生に相談することにした。すべての疑問が解消できるまでは、通院で出来る限り対応し、その最中に、免疫療法の可能性を勉強することにした。とにかく明るく元気なパパのおかげで、ワタシの完全に「治すゾ!モード」になっていた。カラダに良くて、本来の意味で完治する治療方法を探して、調べて、勉強して、検証して、そして2人で決めよう。だって大好きな、大好きな、パパの命がかかってるから。

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