一緒に楽しく治そう!悪性リンパ腫(ガン)
トップページパパと悪性リンパ腫物語パパと愛妻コラム一緒に学ぼう!一緒に考えよう!一緒に話そう!げんきの秘訣パパと愛妻おススメの本
 
 
がん一緒に治し隊について
隊員専用ページへ
お世話になってる医療機関
血液検査結果ファイル
ココロがけていること
一緒に学ぼう!
ガンって・・・なに?
悪性リンパ腫・ガンの原因について
ガン治療の定番:三大治療方法
カラダに優しい注目の治療方法
免疫学を学ぼう
一緒に考えよう!
病院選びFAQ
病院と医師と患者の関係
医療保障・保険・福祉について
一緒に話そう!
最愛の人がガンになった時
友人がガンになった時
信仰(宗教)のススメ
地球環境とワタシたち
悪徳商法には気をつけよう
 
 
 
 
 
 
ガン遺児応援育英募金
世界の子ども育英スポンサー
 
 
 
HOMEものがたり>パート1>第2章
   
 
一緒に楽しく治そう!
+パパと「悪性リンパ腫」物語+

by linda whom papa loves 
パート1:病名は「悪性リンパ腫」非ホジキン:びまん性大細胞B型 ステージ4
2章:おかしな症状・・・鎮痛剤も効かない激痛

物語の目次をみる 

毎晩襲う胸の激痛は、もう2年ぐらい前からある後遺症だから。。。この胸の激痛に加えて腰が痛いと言い出した。

平成14年2月。腰にベルトを巻いて、一緒に北海道へ行った。
帰ってすぐ、沖縄に行ったときには突然高熱が出る。まだ沖縄の人たちですらセーターを着ているのに、短パンにTシャツ、ビーチサンダルで活動するから風邪でも引いたのだろう・・・と。あとで考えたら、これも悪性リンパ腫の症状のひとつだった。

ただの後遺症や坐骨神経痛じゃないような気がしだした頃、足がかゆいと言い出した。そのかゆみも尋常じゃない。血がでてるのに、まだかきむしる。市販の痒み止めも効かない。とにかく、Fe(鉄)のサプリメントを購入し、それを水で溶かして足に塗った。かゆみは止まるが、明らかにおかしな症状。「パパ、血液検査だけでもいいから病院へ行って受けてきて」と言うも、「うん。わかった。」っと言うのだが、いっこうに病院へ行こうとする気配はない。

そうこうしているうちに、次は目がかゆいと言い出した。しかも、目の玉のウラがかゆいという。鼻の穴の奥がかゆい。耳の奥がかゆい。舌がかゆい・・・。誰が聞いても、おかしな症状。やっと病院へ行って血液検査を受けてきた。検査結果を聞きに病院へ行くが、病院のお盆休みやパパの仕事の合間となかなか合わず、検査から1ヶ月近く過ぎた頃、やっと病院へ行くことができた。

「ん〜よもぎアレルギーが出てる以外は、白血球が高いということかなぁ〜」と言われたというので、「理由は?」と聞くと、「先生もわかんないんだって!」とケロっとしてるパパ。希望的観測も助長し、じゃあ単なる肋間神経痛?少し前は坐骨神経痛で、今は肋間神経痛??毎日ある胸の激痛も、その頻度が増え始め、いよいよ激痛が全身に生じ始めていたのにもかかわらず、仕事だからと何度も海外にまで出張に出かけていた。

帰ってくるたびに、今まで見たことないような疲れた顔をしているパパ。痛み疲れという顔。そんな頃、血液検査を受けた病院から突然連絡がある。「紹介状を書くから大学病院へ行くように」と。

この頃すでに、日本製の鎮痛剤では効かなくなっていたようで、アメリカで勝手に買ってきた、強い鎮痛剤をバカのみしていたパパ(こっそり飲んでいた)。アメリカで買ってきたのをバカのみしているのを見つけた私は、これをすぐに捨てた。「パパ、ちゃんと病院へ行って!」東京医科大学病院へ。

平成14年8月11日、MRIを受けた。検査の結果は、縦隔腫瘍だという診断。ガンでもなく悪性リンパ腫でもなく「縦隔腫瘍」と言われた。一般的に「腫瘍」と聞くと、そのままガンをイメージしてしまう。ただ悪性と良性があることぐらいは知っていた。パパの腫瘍が悪性ではないことを願うばかりだった。

9月4日、この腫瘍が、悪性かどうかを調べるために生検をするという。胸に針を刺して細胞を採取し、調べる検査が明日なので、前日から2人で東京へ。検査の結果は9月18日。絶対!ワタシも聞きに行こうと決めた。次の日、入院するであろう日のことや、パパの声だけではどんな状態かがわらりずらいので、ワタシたちはFOMAを2台買った。これからはパパの顔をみて電話ができる。うれしいな。
・・・あと、パパにヘンなのが寄ってこないように、抑止効果を狙ってです(笑)
孫子の兵法「戦わずして勝つ」です。 (^_^)v

*ちなみにパパのパンツもハートマークいっぱい(笑)水際作戦ですネ。 パパがワタシと離ればなれになる時の、いろいろと戦略練るのに忙しいワタシです。

戻る  目次 次へ
 
   
 
all rights reserved (c)2005-2006 produced by COCOLABO 本ページ内に掲載の記事・写真などの一切の無断転載はご遠慮ください 

| HOME | サイト運営 | がん一緒に治し隊 | リンクについて利用規定 | プライバシー | お問合せ | サイトマップ |