一緒に楽しく治そう!悪性リンパ腫(ガン)
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一緒に楽しく治そう!
+パパと「悪性リンパ腫」物語+

by linda whom papa loves 
パート1:病名は「悪性リンパ腫」非ホジキン:びまん性大細胞B型 ステージ4
4章:いよいよ、歩けなくなった日に入院

物語の目次をみる 

9月30日、「10月7日から入院できます。」という病院からの電話。もう検査、検査、検査・・・で2ヶ月が経ってる。1日も早く入院させたいけど、手術を待つだけの入院は退屈だろうと思い、この日でOKした。パパに必ずこの日に入院して!と訴える。しぶしぶ「わかった」というパパだった。

10月3日、入院の日が近づくと、パパはやっぱり入院の日程を変更すると、私に交渉してきた。「どうして?」と聞くワタシに、薬が効いてるからという理由で、入院を延ばしたいと言う。足のしびれに加えて、2-3日ほど前から手にもしびれがでだした。自分でも麻痺の事を思い出し、入院する気にはなっているはずなんだが、この後におよんで「来週はアポあるから・・・」とかふざけたことを言う。

言葉にできない感情のショート状態、さずがにパパに怒ってしまった。初めてパパに怒った。「入院して!」って。泣きながら怒ってたら、パパは、もう入院しないなんて言わなくなった。妊娠のせいもあるだろうけど、ここずっと感情のコントロ−ルがヘンになってる。悪いことばかり考えてしまったりする。ダメダメ!良いことばかり考えないと!と、一緒に旅行に行くことを考えてハイになったり、パパのことを考えては嬉しくなったり、でも急に寂しくなったり、悲しくなったり・・・と、思考回路のコントロールが、できなくなるという初めての体験に戸惑った。

入院3日前、パパは東京。テレビ電話で話しをした。手足のしびれが広がって、とうとう車の運転が出来なくなったと。また杖なしでは歩けないと。でも明日は帰るからねと言うパパ。きっと明日は、帰ってこれないと思ったけれど、クチにはしなかった。パパは1人で病院へ行くと言ってたけど、本当に行くかどうか不安だった。絶対入院させようと、入院当日の日に飛行機の予約入れた。パパを何としても入院させないと・・。とにかく入院してくれればいい。

10月7日。午後1時15分前には入院手続きしてください、と言われていたので、休憩しながらゆっくり行けるように、朝早めに家をでた。さすがに臨月、下腹や太ももが、ときおりつってきて、歩いていると痛くなったりした。羽田について、いつも一緒にパンとコ−ヒ−を飲むところでパパを待った。病院で待ち合わせすればいいのに・・・もう、歩けないのに・・・パパが羽田までタクシ−で迎えに来てくれた。歩けないのに・・・杖のかわりに、傘もって・・・そんなパパの姿を見てると、涙がでそうになった(でていた)それでも涙が出ないよう我慢したけど、出来なかった。。。ちょうど1週間ほどまえの運動会でも既に、まともに歩けてなかったけど、やっぱりほとんど歩けてない。なのに私の事ばかり心配して迎えに来てくれた。2人でお茶して、病院へ向かった。

パパ入院。ちょうど出産予定日1ヶ月前だった。入院手続きをおえて病室に行くまで、パパはワタシの肩をつかんでないと、ひとりで歩けなかった。

今日の私の目的は、@パパ絶対入院させること!、A主治医の先生が変わったので、信頼できる先生かどうか、顔みてお話すること!
1日70円のねまきに着替えて、パパは早速いろんな検査。地下にある売店に買出しに行ってお部屋にもどったら外科の担当の先生が部屋に来ていた。

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