生誕地の氏神さまの、右前の御砂を入れて持ち歩くと良いと聞いた。パパの産土神社、氷川神社の御砂をお父さんにいただいてきてもらって、その御砂、半紙に名前、年齢、住所、病院名と住所を書いて、紫色の袋に入れたものを、お守りとして枕の下においておくようにと、パパに送った。
１０月２９日、朝、目が覚めたら、パパからメ−ルが２通入ってた。抗がん剤治療が
始まって、１本目２本目の点滴動画報告。快調とのこと。３本目の”赤い色”したのが「抗がん剤」。パパまだまだまだ快調とのこと。ちょうどお昼１２時頃、４本目の抗がん剤、動画報告が届く。まだまだまだまだ快調とのこと。お昼ご飯の動画報告が届く。パパが大嫌いな「きのこ」がでたようで、まずいけど食べたらしい。しかし動画では、クチに入れる前までしか写ってなかったから、実際に食べたかは不明。きのこ類はガンにいい。そのきのこに含まれる栄養分はもちろんだが、きのこというもの自体が摩訶不思議な食材で、人にはきのこを分解する酵素がないため、消化に長時間かかるらしい。消化に時間がかかるということは、それだけ胃やカラダが活発に動くことが、ガンだけでなく、カラダにいいのだという。なるほど納得。きのこに非常に興味を持つ。
次の動画報告は、抗がん剤打ちながら、食後のいっぷく！！ ん〜 とっても元気そう。というか、なんで副作用がないのだろう？と、このころから疑問に持ち始めた。不思議なパパ。５本目の抗がん剤動画報告メ−ルが届く。やっぱりパパは、すこぶる元気。本当に抗がん剤治療しているのだろうか？不思議なので電話してみたら、やっぱりとても元気そう。この人は一体、何の治療してるのだろう？と改めて考えたり。
１本３時間もかかる点滴があるので、「こうしてやるんだ」とか言って点滴を早めたりしてる！！ （先生ごめんなさい）「インフルエンザで入院してるんじゃないんだからね！抗がん剤打ってるんだから、点滴早めちゃダメよ！」と言っても、「は〜い」と言いながら笑ってる。どれだけ元気でも、抗がん剤の点滴を、勝手に早めちゃダメだと思う。昔、風邪か何かでワタシが病院で点滴を打ってもらってたとき、どうしても早く仕事に戻りたくて、点滴を勝手に早めた。すると急に心臓がドキドキしてきてビックリし、あとで看護師さんに叱られたという、恥ずかしい経験がある。
夕方５時。最後の６本目の点滴動画報告が届く。夜のご飯も「きのこ」が出たらしく、ワタシが病院に電話でお献立をお願いしたと、本気で思ってる（笑）結局、１日中元気なままで、６本目の点滴の時にも休憩〜とか言って、たばこを吸いに外へ行ってた。本日のノルマ、抗がん剤含めた点滴６本、９時間。・・・本当に抗がん剤だったのかな〜？パパ曰く、「抗がん剤じゃなくて、興奮剤カモ」て（笑）今日もいくつかのギャグと、いつものダジャレも絶好調でした。相変わらず、自分のダジャレは言ったあと、自分でうけて、自分で大笑いして、自分で解説してましたが・・・（笑）ひとりでボケて、ひとりでのって、ひとりでつっこむ！さらにひとりでウケて大笑い。大阪人もビックリです。
1回目の抗がん剤治療から２日目。吐き気もだるさも、めまいも・・・いわゆる、抗がん剤治療の副作用らしき症状が一切ない。元気で暇なパパは、今朝６時からウロウロして立ちくらみ（立てないので、さしずめ”座りくらみ”）がしてきたらしい。抗がん剤治療とは全く関係なくただただ、元気だからといって、ウロウロしすぎと先生に注意されたとの事。（笑）足も動き出してるし、なんとなく胸のつっかえみたいなのがとれた気がするっと言ってる。好調でなによりです＼(^o^)／
きっと、治療がバチっと効いてるのだろう！早く検査してくれればいいのになぁ〜。困ったことは、想像妊娠のように、ワタシが想像副作用で、昨日から胸が悪いのです。吐きそうな状態が続いてます。
